成功事例に学ぶ 【循環器疾患】

洞不全症候群

64歳のご相談者でした。「今から約25年前に、厚生年金加入中に、ペースメーカーを装着しています。当時、障害厚生年金を受給できるとは知りませんでした。今からでも請求できますか。」というものでした。ご相談者は、60歳代前半(60歳〜65歳)の在職老齢年金は、総報酬月額相当額が高かったため、全額支給停止でした。それであれば、その間5年間の障害厚生年金を遡及請求してもメリットはあると判断しましたので、すぐに請求されることをお勧めしました。ペースメーカー装着で遡及するかどうかは、初診日から1年6ヶ月以内にペースメーカーを装着されているかどうかということもありましたが、初診日の日にペースメーカー装着ということでしたのでその点もクリアされていました。障害認定日が、初診日から1年6ヶ月以内にペースメーカーを装着したという事実についてのみ審査を希望する場合は、そのペースメーカーを装着したことを確認できる診断書であれば、直近の1枚の診断書で請求が可能です。ご相談者には、旧法の障害厚生年金が遡及して支給されることになりました。


ミトコンドリア病

相談者:男性(60代)無職
傷病名:ミトコンドリア病
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金1級
年金額:約280万円

〇相談時の状況
社会保険労務士さんからの紹介で 奥様からご主人様の障害厚生年金を申請したいとの内容でした。病気退職後、自宅療養中とのことでした。年金事務所にも行かれ自分で申請の準備を進めてみたが、 手続きが複雑でサポートが必要とのご相談でした。

〇相談時から請求まで
初診日は在職中にあり障害厚生年金で請求できる内容でした。難病のミトコンドリア病で、様々な症状が現れそれらの症状による生活の困難さをどう伝えるかが焦点でした。診断書は何を使うか。難病の場合はその障害の状態が伝わる診断書を効果的に使う必要があります。奥様も最初は霧の中にいるようだと仰っておられましたが、手続きを進めるにつれて一つの線となりすべてが繋がり霧は晴れたとのこと。無事、請求を完了することができました。結果は最も高い等級である1級を取得できました。


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