知的障害⑤

分類: 成功事例その他

20才を迎えた知的障害がある人のご家族から障害基礎年金の手続のご相談がありました。当事務所は、ご友人からのご紹介だったそうです。
療育手帳はB2でしたので、障害基礎年金は難しいかもしれないと心配もあり、いろいろと考えて障害年金の受給は将来の所得保障という重要な問題なので専門家である社会保険労務士に依頼したいというお話でした。

軽度の障害で、一見障害があるとはわからないことがかえって支援を受けにくくし、本人の行きづらさとなるという矛盾があります。しかし、軽度の知的障害だからといって、日常生活も自立し、かつ、十分に働けるか・・・というとそれには高いハードルがあります。

小学生の頃は普通学級に在籍していたものの勉強にはついていけず、言葉が上手く話せず友達とのコミュニケーションもとれなかったそうです。これでは・・・ということになり、療育手帳を取得、中学・高校と特別支援学級(学校)に入り、配慮を受けながら学校生活を送られたとのことでした。

きちんとした診断書や書類の整備をし、請求から2か月で年金証書が到着。無事受給権を取得することができました。ひとまずベースになる所得保障(障害基礎年金2級)の受給権が取得できたことはよかったです。

ちなみに、年金証書が届くまでは平均3か月かかりますので、2か月で届くような方は診断書や病歴就労状況等申立書に不備などがなく、2級相当という認定で何ら問題がないという判断だったものと思われます。

 

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